益田市柿本人麿公顕彰会
ご紹介
益田市は万葉集の柿本人麿ゆかりの地であり市民の皆様の熱い思いのもと「益田市柿本人麿顕彰会」が活動をしています。この会は“歌聖としてまたヒ・トマル(火止まる)、火難防除・ヒト・ウマル(人生まる)安産や開運・農神等産業の神として古来崇敬されている柿本人麿公の顕彰をする”という目的のもとに発足しました。益田市のふるさと教育、観光客誘致、益田のまちづくりを目指す当会へ万葉公園も協力をするとともに皆様にご紹介いたします。
「益田市柿本人麿公顕彰会」
【ご入会申し込み・お問い合わせ先】
高津地区振興センター
〒698-0041島根県益田市高津二丁目5-2
Tel: 0856-23-1791(直通)
Fax: 0856-23-1791
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Fax: 0856-23-1791
益田市柿本人麿公顕彰会☆新着情報☆
2023-03-14
2019-12-07
2015-04-15
2015-01-06
2015-01-06
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益田市柿本人麿顕彰会
「笑顔あふれる万葉の里づくり」をめざして
益田市民の中には「益田には何もない」という人がいます。本当にそうでしょうか。
ある学校の校歌に「歌の聖と畫の聖」とあるように、益田には人麿、雪舟をはじめ、古代、中世の多くの遺跡、山と海と川の自然環境に恵まれ、そして何より細やかな人情の溢れるまちです。益田に生まれ育った人の中には、こうした足もとにある宝に無関心、あるいは気がついていない人もいるのではないかと思います。
柿本人麿は天武、持統、文武天皇の冶世に活躍した「万葉集」の代表的歌人であり、当地方には多くの伝承が残されています。生誕の地(戸田)、終焉の地(高津)に神社が建立され、人々から「ひとまるさん」と敬愛をこめて呼ばれている。また「和歌の神様」とも崇められている人麿の歌には石見地方を詠んだ歌も多い。「鴨山の 岩根し枕ける われをかも 知らにと妹が 待ちつつあらむ」があり、また百人一首の中には「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む」等があります。
私たち人麿顕彰会は「人麿公の偉業を顕彰し、人麿公にまつわる諸事業をすることによって、ふるさと益田の発展に寄与することを目的」としています。
この会は平成3年にスタートしましたが、様ざまな事情により近年は活動が停滞しています。これではいけないということで、このほど総会を開き再々スタートしました。
今の活動は「ひとまろさんかるた大会」「人麿クイズウォーキング」等ささやかですが、更なる飛躍を期して様々な取り組みをしたいと考えています。
会を発展させるために、人麿公に関心を持っていただく方に加入を勧めていますが、その中で「江津に負けている」との言葉をよく耳にしました。その通りです。江津は官民をあげてがんばっていて、素晴らしいなと思っています。益田には数多くの宝があるのに眠っています。それに光をあてるのは市民一人ひとりの力が必要です。江津に負けたくないと思うのならば、誰かがやってくれるのではなく、あなた自身が取り組んではどうでしょうか。
皆さんに仲間になっていただき、益田市民が「郷土に対する自信と誇り」をもてるよう活動を進め“笑顔あふれる万葉の里づくり”をめざしたいと思っています。
会のめざす方向(基本理念)
1.身近にある宝に関心をもち学習をすることによりふるさとに対する自信と誇りをもつ
2.子どもたちへの教育・・・小さい時から人麿や万葉集に親しみ「ふるさと教育」に取り組める教育環境づくり(出前授業、かるたの指導者の養成など)
3.万葉ゾーン(柿本人麿神社、万葉公園、万葉公園センター、空港、蟠竜湖、持石海岸、戸田地区)を一体的に整備し、市民や観光客が立ち寄ったり、滞在できる場にする。
4.そのために益田市民が一体となって取り組めるようなネットワークの形成
5.益田のまちづくり・・・JR益田駅等に降り立った時、万葉を感じることができる
益田市柿本人麿公顕彰会 会長 中島謙二
事務局長 尾庭昌喜