ダブル断熱システム
ダブル断熱システム
OHATAスタイルの家は、建物の外側には断熱材を施工する外断熱を、さらに壁内にも断熱材を施工するダブル断熱を行っています。
ダブル断熱は、一般的な工法に比べて手間やコストがかかるというデメリットがありますが、みなさんに永く健康で暮らせる家に住んでいただきたいと考え、OPUSスタイルでは外断熱&セルロースファイバーのダブル断熱を標準仕様にしています。
日本の風土にあわせたシステム
日本の住宅の寿命は22年から30年程度といわれています。それに対して欧米は40年から100年といわれています。この大きな違いはどこから生まれるのでしょうか?
答えは「断熱」です。
日本の住宅は、元来より夏涼しく過ごすため、風を多く取り入れるつくりになっていました。しかし、近代になり、冬の寒さを しのぐため、風を遮った隙間の無い住宅がつくられるようになりました。そうすると、夏の暑い時期には湿気が室内にこもり壁内 の構造体などに吸収され、冬の寒い時期にはサッシや壁面で起きる結露により、水分が内部へと浸透してしまいます。 そうした水分が構造体を腐らせ、カビの発生を助長し、住宅の寿命を縮めているのです。
そういった現象を防ぎ、長寿命の住宅を 実現するためには、断熱性能が高いことと、水分のコントロールが出来ることが必要なのです。
そこで当社では、外断熱システム「フォルテ」と自然素材の内断熱である「ファイバーエース」を組み合わせた「ダブル断熱」を ご提案いたします。このダブル断熱により、水分のコントロールが可能となり、住まいの寿命を永くすることに成功しました。
外断熱と内断熱のメリットを併せ持つダブル断熱
ダブル断熱の特徴
防音効果
弊社の住まいは、騒音を最小限に抑えたノンストレスな住まい。そのヒミツは壁の中にパンパンに詰まったファイバーエース(セルロースファイバー)。
ファイバーエースはそれ自体に多数の微細な穴があり(多孔性)、吸音効果があります。さらに、高密度(グラスウールの3~4倍)に隙間なく充填することにより、壁の中には音を伝える役割を持つ空気がほとんど存在しない状態になるので、室内外からの騒音が伝わりにくくなります。
セルロースファイバーは、アメリカでは空港周辺の防音材として使用されるほど 優れた防音効果があります。 実際にファイバーエースが施工されたオーパスのモデルハウス萌樹(岐阜県美濃加茂市)は、交通量の多い道路に面しているにもかかわらず、車のエンジン音などの騒音をほとんど感じない、ノンストレスな住まいとなっております。
また、オーパスではセルロースを使った遮音構造で、国内で初めて国土交通省から認定(界壁の遮音認定)を受けています。